皆が「書こう！」という気持ちになるための、物語化計画第二期のスケジュール　山川健一

──結局のところ、いちばん大切なのは「書こう！」という気持ちになれるかどうかということなのだ──

次代のプロ作家を育てるオンラインサロン『「私」物語化計画』会員用Facebookグループ内の講義を、一部公開いたします。

「私」物語化計画　2023年8月18日

【夏休みの電話】

先週はお盆ということで、休載させていただいた。皆さんの原稿を読んだり、部屋を片付けたり、仕事はせずに、久しぶりにゆっくりした時間を過ごさせていただきました。

物語化計画は、第一期を終え、第二期に入っていると僕は考えている。それは、やはり電子書籍＋ペーパーバックの刊行が大きいだろう。そこで、第二期の目玉企画として、「10枚で掌篇小説を書こう」プロジェクトを考えたわけだ。

とにかく、皆さんに書いて欲しいという気持ちが、僕には強い。それが正しいことなのかどうなのかは、はっきりとはわからない。しかし、書きたい方々がいらっしゃる限り、それをサポートするのが僕の仕事だと思っている。

お盆の期間に、会員の藤本修さんと電話で原稿の打ち合わせをした──（中略）──

──（中略）──さて、結局のところ、いちばん大切なのは「書こう！」という気持ちになれるかどうかということなのだと思う。

どうしたらそういう気持ちになれるのか、それは人それぞれだろう。それを見つけるための「10枚で掌篇小説を書こう」プロジェクトである。

【スタート・ミー・アップ】

皆が書こうという気持ちになれるための今後のスケジュールです。

1. 7月末に出した『物語を作る魔法のルール──「私」を物語化して小説を書く方法』は、物語化計画の教科書です。このサロンでやった内容の3分の1程度の内容がカバーされており、単行本用に読みやすくしてあります。

スタート時からの会員の皆さんは復習になるはずです。新規会員の皆さんには、物語化計画のベースが理解できるはずなので、まずこの本を読んでください。

2. その上で、基礎コースの皆さんは是非「10枚で掌篇小説を書こう」プロジェクトに参加してください。詳細を再掲しておきます──続きはオンラインサロンでご覧ください）