2020年1月31日 / 最終更新日 : 2020年1月31日 kudzilla お知らせ 特別公開:レトリックを身につける1── 「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」 山川健一 今回はレトリックについて書く。 人間の思考は論理がすべてではないし、言語も文法だけではコントロールしきれない。いや、日本語文法の基礎はクリアしている──というのが前提だが、論理と文法の枠組みの外にこそ実は豊かな表現がある […]
2020年1月24日 / 最終更新日 : 2020年1月24日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──文体とは目的ではなく痕跡なのだ 山川健一 前回、江藤淳が「作家は行動する」という本の中で、作家は文体によって行動するのだと述べていることは紹介したが、これをわかりやすく表現すれば「作家は文体で物の見方を提示する」ということになるのではないだろうか。作家は文体で無 […]
2020年1月17日 / 最終更新日 : 2020年1月17日 kudzilla お知らせ 特別公開:講義:基礎的な文法の話──日本語の文体とは「語尾」である かつて文芸評論家の江藤淳が『作家は行動する』という長編評論を書いたことがあるのだが、彼はその本全体を通して「作家は文体で行動するのだ」ということを述べたのだった。 これをわかりやすく解説すると、書き手によって独特なリズム […]
2020年1月10日 / 最終更新日 : 2020年1月10日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──文法とはあなたが書きたい言語の召使いなのである 山川健一 大切なのは、まず「何を書きたいか」ということが先にあり、言葉はそれを実現するために創造されたのだということだ。言語が発達したから物語が生まれたのではなく、物語を紡ぐために言語が作られていったのである。 — 次 […]