2020年5月1日 / 最終更新日 : 2020年5月1日 kudzilla お知らせ 特別公開:ワンルームの仕事部屋に流刑された僕が、アルベール・カミュ『ペスト』から学んだこと1 山川健一 僕らは今、新しい小説を書くために、カミュの小説の根底にある思想を学ばければならないのだと思う。 先週に引き続き、COVID-19の危機のただ中にいる皆さんが、新しい小説をどう発想したらいいのかということについて書く。 先 […]
2020年4月24日 / 最終更新日 : 2020年4月24日 kudzilla お知らせ 特別公開:トーマス・マン『ベニスに死す』のメタファーの構造を移植する 山川健一 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危機のただ中にいる皆さんが、新しい小説をどう発想したらいいのかということを書く。 — 次代のプロ作家を育てるオンラインサロン『「私」物語化計画』会員用Facebo […]
2020年4月17日 / 最終更新日 : 2020年4月17日 kudzilla お知らせ 特別公開:目の前のパンデミックと皆さんが今書いている小説 山川健一 今週は、具体的で現実的なことを書く。『「私」物語化計画』の会員の皆さんへのアドバイスである。新型コロナ肺炎の蔓延──つまりパンデミックと、皆さんが今現在書いている小説との関係についてである。 — 次代のプロ作 […]
2020年4月10日 / 最終更新日 : 2020年4月10日 kudzilla お知らせ 特別公開:新型コロナウィルスを乗り切る3段階サバイバル 山川健一 率直に言って、僕自身は今回の新型コロナウィルスの蔓延は、これまでで最も憂慮すべき世界の危機なのだと思っている。第三次世界大戦だと言う人もいるが、自分の生命が終わるかもしれないという本能的な恐れを抱いている。 しかもそれは […]
2020年4月3日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 kudzilla お知らせ 特別公開:鬼に堕ちてしまうような痛みがなければ『鬼滅の刃』は成立しない2──ポストモダンや意識を追う小説よりも遥かに新しい世界 山川健一 現代文学の今のところの到達点はポストモダンだろう。だがそれが行き詰まり、文学が停滞しているわけだ。絵画の世界でも、いきなり抽象画が生まれたわけではなく、論理的な脈絡の中で抽象絵画が登場したように、ポストモダンも論理的な必 […]
2020年3月27日 / 最終更新日 : 2020年3月27日 kudzilla お知らせ 特別公開:鬼に堕ちてしまうような痛みがなければ『鬼滅の刃』は成立しない──ワールドモデルとキャラクター・メイキング 山川健一 虫歯が痛む時、多くの人は思想的な課題や恋愛の問題や、やらなければならない仕事のことなど忘れてしまう。僕らは歯の「痛み」という点になる。 今は先週書いたような「痛み」を僕らは共有しており、だから文学が遠いと感じられる。 社 […]