2020年1月10日 / 最終更新日 : 2020年1月10日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──文法とはあなたが書きたい言語の召使いなのである 山川健一 大切なのは、まず「何を書きたいか」ということが先にあり、言葉はそれを実現するために創造されたのだということだ。言語が発達したから物語が生まれたのではなく、物語を紡ぐために言語が作られていったのである。 — 次 […]
2019年12月20日 / 最終更新日 : 2019年12月20日 kudzilla お知らせ 特別公開:インタラクティブな講義──正義、逆説、脱構築、レトリック、 妖精と二人で書く 山川健一 文法の話が続き、皆さんが飽きてしまうといけないので、今回は別の話にします。なんだか国語の授業みたいになってしまっていて、僕としてもちょっと休憩したいので。 今週は皆さんの講義テキストへのコメント欄や、メールでの質問にお答 […]
2019年12月13日 / 最終更新日 : 2019年12月13日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──主語と述語は愛し合っている 山川健一 助詞の問題と「接着剤のような言葉」の問題、その次に多くの作家志望の方がつまずくのは、主語と述語の問題だ。 主語と述語は深く愛し合っている関係なのに、これを無慈悲にも引き離しているケースが多々ある。主語が行方不明になってい […]
2019年12月6日 / 最終更新日 : 2019年12月6日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──多くの文章は、接続詞の不在もしくは過剰によって停滞する 山川健一 「今週は接続詞に関するアドバイスを書きます。どれが接続詞でどれが副詞なのか、あるいはそもそも、接続詞を品詞の一つとして独立させていいものなのだろうか──というような話だ。 文法の話など退屈だろうから、なるべく手短にすませ […]
2019年11月29日 / 最終更新日 : 2019年11月29日 kudzilla お知らせ 特別公開:基礎的な文法の話──助詞音痴を治す 山川健一 「言語は、カオスに形を与え、無限にある世界をわかりやすく整理する機能を持っている。しかし、それはあくまでも正しい文法に則って言葉を使う場合に限られる。文法的な間違いは、可能な限り修正しなければならない。 簡単そうに見えて […]
2019年11月22日 / 最終更新日 : 2019年11月22日 kudzilla お知らせ 特別公開:発語の不可能性を乗り超えるために3 ヘンリー・ミラー『北回帰線』を読む 山川健一 「小説という器には、様々なものを入れることができる。野菜や肉を入れて煮込み、カレーを作るようなものだ。小説における玉ねぎやニンジン、ジャガイモや肉にはどんなものがあるだろうか。 まず、読者が楽しむことができるストーリーを […]