『カラマーゾフの兄弟』から学ぶこと 06 プーチン大統領と悪魔とドストエフスキー 山川健一

──それはプーチンにとって、ドストエフスキーはまさに自分によく似た思想家だからではないのか──

 

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2024年2月23日

特別公開:『カラマーゾフの兄弟』から学ぶこと 06 プーチン大統領と悪魔とドストエフスキー 山川健一

【失敗したエクソダス】

新宿で「ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ」を観てきた。5月からの映画「ワンラブ」とは別のものだ。

映画の後、一緒に行った友達とビールを一杯飲んだ。一杯でやめておいたのは、この原稿を書くためである。

映画には、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ以外にも、ピーター・トッシュ、サード・ワールド、バーニング・スピアが登場する。ボブ・マーリー以外には、僕は全員ジャマイカで会ったことがある。バーニング・スピアの家にいったらTシャツのプリントを手伝わされた。

サード・ワールドのキャットは友達と言っていい存在だったが──何をやらかしたのかその後バンドをクビになったという噂を聞いた。リーダーのラグスが厳しい人だったからなぁ。

しかしキャットの息子のベースマンのシア・クーアは、ボブ・マーリーの息子のダミアン・マーリーと共に、ミック・ジャガーのスーパーグループ、スーパーヘヴィ(SuperHeavy)に参加した。胸熱だった。

よかったじゃん、キャット! あんたの息子はミックと一緒にシングル「ミラクル・ウォーカー」のMTVにも出ていたぜ!

そんな話をして、やっぱりボブ・マーリーはいいよなという話題になり、すると元パンク少女に、ラスタファリズムについて質問された。

「ラスタはバビロンとかシオンとか言ってるし、やっぱり旧約聖書をベースにしてるの?」

ラスタファリ運動は、ジャマイカに住むアフリカ人奴隷の子孫の間で、1930年代に発生した宗教的な運動だ。俺達はアフリカから盗まれたんだ、だからエチオピアに帰るんだ──というムーブメントである。

僕は言った。

「約束の地を求めて世界中からエチオピアへと向かったラスタファリアン(Rastafarian)はさ、基本的人権も保証されないで難民みたいな生活をしてるらしいよ。エクソダスは失敗だったんだよ」

そもそもイスラエルは旧約聖書の「神との契約」という記述を根拠に、ヨルダン川西岸を国際法を無視して支配している。

ラスタもユダヤ教も、現実の宗教は穴だらけなのだろう。ほんと、スーパーヘヴィだぜ! 悪魔が囁いたのかもね。

 

【プーチンが語るドストエフスキー】

ドストエフスキーが今、世界で最も注目される作家になったのをご存知だろうか? 米国のジャーナリスト、タッカー・カールソンによる、ロシア大統領ウラジミール・プーチンに対する2時間以上にわたるインタビューがノーカットで公開されたからだ。

 

Tucker Carson 2月9日
第73話 ウラジーミル・プーチン・インタビュー

 

和訳された全文が下記サイトで読める。

 

タッカー・カールソン:第73話 ウラジーミル・プーチン インタビュー
https://alzhacker.com/ep-73-the-vladimir-putin-interview/

 

このインタビューの中で、プーチンはドストエフスキーと宗教について語っている。

 

カールソンがこう質問する────続きはオンラインサロンでご覧ください)

 

 

山川健一『物語を作る魔法のルール 「私」を物語化して小説を書く方法』

 

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