小説のタイトルはどう付ければいいのか? 2(小説の作法) 山川健一

タイトルを付ける時に有効な7つの方法を挙げてみる──

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「私」物語化計画 2022年10月21日

特別公開:小説のタイトルはどう付ければいいのか? 2(小説の作法) 山川健一

【タイトルを付ける時に有効な7つの方法】

タイトルの付け方は、書籍にしても小説にしても、雑誌や会社名やバンドの名前、大学名までなかなか難しい。

かつて刊行していたロック雑誌の『Rudie’s Club』や、出版社の『アメーバブックス』も僕が自分で考えた。東北芸術工科大学に創設した『文芸学科』も、芸術の大学なのだから『文章表現学科』にしないと文科省の認可が下りないのではないかと懸念されたが、僕が粘り強く文科省の担当者と交渉した。

この『「私」物語化計画』も僕のネーミングである。

世界は言葉で物語化しなけれは理解できない。

自分を内省するには「私」を物語化するしかない。

小説を書くという行為が、「物語化」のためのもっとも有効な方法なのである──というコンセプトだ。

計画という言葉を使ったのは、少しアニメっぽくポップにしたかったからだ。
『新世紀エヴァンゲリオン』に、作中最大のキーワードとして「人類補完計画」というのがあったが、多分それの影響だと思う。

名前というのは、大事である。

もちろん、小説のタイトルも重要だ。読者は、中身を読む前にタイトルを見る。つまらないタイトルでは読んでもらえない。内容がどんなによくても、手にとってもらわなくては始まらない。タイトルは、中身を読んでもらうために考える必要があるのだ。

タイトルを付ける時に有効な7つの方法を挙げてみる──続きはオンラインサロンでご覧ください)

 

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