ChatGPTでキャラクター・メーキングする方法 06 「異端のキャンバス」の秘密とは何か? 山川健一
──生成AIはたちどころに複数のストーリーを制作するが、これはプロットになっていない──
次代のプロ作家を育てるオンラインサロン『「私」物語化計画』会員用Facebookグループ内の講義を、一部公開いたします。
ご興味をお持ちの方は、ぜひオンラインサロンへご参加ください。
→ 毎週配信、山川健一の講義一覧
→ 参加者募集中→ 参加申し込みフォーム
2024年10月4日
特別公開:ChatGPTでキャラクター・メーキングする方法 06 「異端のキャンバス」の秘密とは何か? 山川健一
ChatGPTによるキャラクター・メーキングの最終回のつもりで書いていく。
小説を書くうえで必要な事柄は、三つある。
- プロット制作
- キャラクター・メーキング
- 描写する力
このうちChatGPTがいちばん苦手なのはプロット制作である。多くの人が「ストーリーを生成AIに作ってもらおう」と安易に考えているようだが、ストーリーとプロットは違う。ストーリーは時間軸に沿って流れていくエピソードの積み重ねで、プロットとは「なぜそういうストーリーになったのか」を明確に示す因果関係なのだが。
生成AIはたちどころに複数のストーリーを制作するが、これはプロットになっていない。小説に殺人事件が出るとしたら、殺人事件が起こったというのがストーリーである、プロットとはその動機だ。なぜAはBを殺したのか?
そして、動機には「秘密の開示」が必要なのである。
さっそくChatGPTが「異端のキャンバス」とか「緑色の迷路」といったタイトルを提案してくれた作品の「秘密」に迫ってもらおうと思う。こいつがプロットのコアであり、主人公のキャラクターを形成する上でもっとも大事なファクターなのである────続きはオンラインサロンでご覧ください)
『小説を書く人のAI活用術』発売記念特別イベント「AI時代の小説の書き方講座」
10月25日金曜18時〜20時@千代田区神保町インプレス23Fセミナールーム
講師:山川健一 @Yamakawakenichi / 今井昭彦(ぴこ山ぴこ蔵) @pikoyamapikozo / 葦沢かもめ @AshizawaKamome
参加申込受付中/イベント詳細 >> https://book.impress.co.jp/items/event241025
山川健一/今井昭彦/葦沢かもめ
『AIとの対話で物語のアイデアが広がる
小説を書く人のAI活用術』
(インプレス/事前予約受付中)