ChatGPTでキャラクター・メーキングする方法 06 「異端のキャンバス」の秘密とは何か? 山川健一

──生成AIはたちどころに複数のストーリーを制作するが、これはプロットになっていない──

 

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2024年10月4日

特別公開:ChatGPTでキャラクター・メーキングする方法 06 「異端のキャンバス」の秘密とは何か? 山川健一

ChatGPTによるキャラクター・メーキングの最終回のつもりで書いていく。

小説を書くうえで必要な事柄は、三つある。

  1. プロット制作
  2. キャラクター・メーキング
  3. 描写する力

このうちChatGPTがいちばん苦手なのはプロット制作である。多くの人が「ストーリーを生成AIに作ってもらおう」と安易に考えているようだが、ストーリーとプロットは違う。ストーリーは時間軸に沿って流れていくエピソードの積み重ねで、プロットとは「なぜそういうストーリーになったのか」を明確に示す因果関係なのだが。

生成AIはたちどころに複数のストーリーを制作するが、これはプロットになっていない。小説に殺人事件が出るとしたら、殺人事件が起こったというのがストーリーである、プロットとはその動機だ。なぜAはBを殺したのか?

そして、動機には「秘密の開示」が必要なのである。

さっそくChatGPTが「異端のキャンバス」とか「緑色の迷路」といったタイトルを提案してくれた作品の「秘密」に迫ってもらおうと思う。こいつがプロットのコアであり、主人公のキャラクターを形成する上でもっとも大事なファクターなのである────続きはオンラインサロンでご覧ください)

 

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